Share
「ニートだけど生活保護って受けられるのかな…?」
「実家暮らしのニートなんだけどお小遣いがないから生活保護を受給したい…」
上記のようなお悩みをお持ちの方も多いんじゃないでしょうか?
私たち、Relight株式会社は貧困問題を解決するためのソーシャルビジネスをしている企業なのですが、生活保護を受けたい方からの相談を多数お受けしてきました。
この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、ニートの方が生活保護を受けるための条件や、一人暮らしと実家暮らしでどちらのほうが生活保護を受給しやすいのかという点に関して解説していきます。
結論から言うと、ニートの方でも生活保護の受給は可能です。
生活保護を受給するには下記の3つを満たしているのが条件。
1つ目の「最低生活費」とは、国が定める最低限度の生活費のことです。
最低生活費は住んでいる場所、世帯人数などによって異なりますが、単身世帯の場合は大体10万円~13万円程度に設定されています。
ニートの方の場合、収入がないことがほとんどだと思うので、この点はクリアしていることが多いと思います。
ただし、一人暮らしのニートの方と、実家暮らしのニートの方では「親族に頼れる人がいない」という点が異なるので、受給できる難易度が変わります。
次からの章では、それぞれの場合に分けて解説してくので、自分に当てはめて考えてみてください。
あわせて読みたい:「生活保護の条件とは?生活保護を受けられるのはどんな人?」
先ほども書きましたが、ニートの方が生活保護を受ける上でのハードルは、「親族に頼れる人がいるかどうか」です。
一人暮らしの場合、家族との同居がないため、家族からの援助が期待できないと判断してもらいやすくなります。
このため、実家暮らしの方に比べ、一人暮らしの方は生活保護の審査をクリアしやすいと言えるでしょう。
とはいえ、家族に家賃を支払ってもらっていたり、生活費を仕送りしてもらっていたりなど、生活を支援してもらっている実態があると、生活保護を受給するのは難しくなります。
一方で、実家で生活しているニートの方の場合、生活保護の受給は難しくなります。
なぜなら、家族と同居していること自体が「家族の支援を受けている状態」とみなされることが多いためです。
また、生活保護は世帯全員に対して支給されるのが原則なので、家族全員の合計収入が最低生活費を下回っている必要があります。
あなた個人がニート状態でも、家族が働いていて最低生活費を超えている場合は、原則として生活保護の受給はできません。
(もちろん家族全体がお金がなく、困窮している場合は受給できます)
ただし、DVや虐待の被害に遭っている場合は「世帯分離」が認められ、一人だけ生活保護を受給したり、保護費で引っ越したりすることもできるので、もし該当している場合は福祉事務所に相談してみましょう。
家族と同居している場合の生活保護については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
>>「生活保護は家族と同居していても受給できる?|条件を簡単に解説」
ニートの方が実家暮らしのまま一人だけ生活保護を受給するのは難しいですが、もし申請時に下記のような状況で実家を出ていれば生活保護は受けやすくなります。
ただし、1つ目の方法は、住まいが見つかるまで、無料低額宿泊所などのシェアハウスで他の人と一緒に暮らすように言われることがあります。
※自治体によっては宿泊費用を支給してくれてネットカフェ等に滞在できることもありますが、認めてくれない自治体もあります。
シェアハウスが嫌な場合は、「一人暮らし用のシェルターがあるNPO団体に相談する」もしくは、「あらかじめ賃貸物件を借りる」という方法がおすすめです。
お金がなかったり仕事をしていない場合は、一般的な不動産屋さんでは家を借りにくいので、もし事前に一人暮らしをスタートさせてから生活保護の申請をしたい場合は、生活保護に詳しいNPO団体などに相談してみましょう。
もちろん、弊社にも相談可能です!
私たち、Relight株式会社は現在、下記のサービスを運営しています。
※「コシツ」では生活保護で賃貸物件を借りたい方も対応可能です
お仕事やお家をお探しの方、生活保護の受給について相談したいことがある方はぜひ弊社にお問い合わせください!