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2024年10月02日 お役立ち

一人暮らしでも生活保護は受けられる?条件や貰える金額を解説!

「一人暮らししてるんだけど生活保護って受けられるのかな…?」
「実家から出るために生活保護を受けたいんだけど、受給できる?」

上記のようなお悩みをお持ちの方も多いんじゃないでしょうか?

私たち、Relight株式会社は貧困問題を解決するためのソーシャルビジネスをしている企業なのですが、生活保護を受けたい方からの相談を多数お受けしてきました。

この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、一人暮らしの方が生活保護を受けるための条件や、実家から出るために生活保護を受給できるのかという点に関して解説していきます。

一人暮らしでも生活保護は受給できる?

結論から言うと、一人暮らしでも生活保護の受給は可能です。

生活保護を受給するには下記の3つを満たしているのが条件。

  • 収入が最低生活費を下回る
  • 親族に頼れる人がいない
  • 資産を持っていない

1つ目の「最低生活費」とは、国が定める最低限度の生活費のことです。

最低生活費は住んでいる場所、世帯人数などによって異なりますが、単身世帯の場合は大体10万円~13万円程度に設定されています。

つまり、一人暮らしの方の場合、収入があったとしても月収10~13万円以下なら生活保護を受けられる可能性があります。

受給したい場合は、住んでいる自治体の福祉事務所に相談してみましょう。

生活保護が受給できる条件については、下記の記事でも詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

>>「生活保護の条件とは?生活保護を受けられるのはどんな人?」

一人暮らしの人が生活保護で受け取れる金額はいくら?

生活保護で毎月支給される金額は最低生活費から収入を差し引いた額になります。

なので、無職で一人暮らしをしている方の場合、大体10~13万円ほどです。
(最低生活費は住んでいる地域や年齢・世帯人数などによって変わります)

この金額は住宅扶助(家賃)を含んでいるので、生活費として使えるお金はだいたい毎月7~8万円程度。

ちなみに医療費や介護費は無料になるので、一人暮らしで療養中の方でも安心して生活することができます。

生活保護を受給しても今の家に住み続けられる?

生活保護を受けると家賃も支給されますが、金額に上限があります。

もし生活保護の申請時に、家賃が高すぎる物件に住んでいる場合などは、転居指導をされる場合があるので注意してください。

家賃の上限は地域によって異なるので、担当のケースワーカーに聞いてみましょう。

転居指導で引っ越しすることになった際は、引越し費用を生活保護から支給してもらえるので、その点はご安心ください。

実家から出るために生活保護を受給することはできる?

「今は実家暮らしで無職なんだけど、一人暮らしをしたいから生活保護を受給できないかな」と思っている方もいるんじゃないでしょうか?

確かに、今は無職で実家暮らしをしていたとしても生活保護を受給できるなら、住宅扶助で引っ越しをして一人暮らしがスタートできそうですよね。

ただ、結論として、実家暮らしの状態から一人暮らしをするために生活保護を受給することは難しい場合が多いです。

というのも、生活保護の受給は世帯単位なので、家族全員の合計収入が最低生活費を下回っている必要があります。

もし受給できたとしても、一緒に住んでいる家族全員に対して生活保護費が支給されるので、その中であなただけが引っ越しをして、一人暮らしをしながら生活保護を継続することは原則としてできません。
(大学進学や就職など正当な理由があれば、世帯分離をして引っ越すことはできますが、生活保護は廃止となります)

ただし、DVや虐待の被害に遭っている場合は「世帯分離」が認められ、一人だけ生活保護を受給したり、保護費で引っ越したりすることもできるので、もし該当している場合は福祉事務所に相談してみましょう。

家族と同居している場合の生活保護については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

>>「生活保護は家族と同居していても受給できる?|条件を簡単に解説」

申請時に実家を出ていれば生活保護を受けやすい

実家暮らしのまま一人だけ生活保護を受給するのは難しいですが、もし申請時に下記のような状況で実家を出ていれば生活保護は受けやすくなります。

  • ネットカフェやビジネスホテルなどに数日~1週間程度滞在している
  • NPO団体などのシェルターに滞在している
  • 賃貸物件であらかじめ一人暮らしをしている

ただし、1つ目の方法は、住まいが見つかるまで、無料低額宿泊所などのシェアハウスで他の人と一緒に暮らすように言われることがあります。
※自治体によっては宿泊費用を支給してくれてネットカフェ等に滞在できることもありますが、認めてくれない自治体もあります。

シェアハウスが嫌な場合は、「一人暮らし用のシェルターがあるNPO団体に相談する」もしくは、「あらかじめ賃貸物件を借りる」という方法がおすすめです。

お金がなかったり仕事をしていない場合は、一般的な不動産屋さんでは家を借りにくいので、もし事前に一人暮らしをスタートさせてから生活保護の申請をしたい場合は、生活保護に詳しいNPO団体などに相談してみましょう。

もちろん、弊社にも相談可能です!

私たち、Relightにご相談ください!

私たち、Relight株式会社は現在、下記のサービスを運営しています。

  • お家がなくてお困りの方に寮付きのお仕事を紹介する「いえとしごと
  • 身分証等がなくてお家が借りられない方向けの賃貸サービス「コシツ

※「コシツ」では生活保護で賃貸物件を借りたい方も対応可能です

お仕事やお家をお探しの方、生活保護の受給について相談したいことがある方はぜひ弊社にお問い合わせください!

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